家庭用エアロバイクのメーターは取り替えることを推奨する理由

家庭用エアロバイクを購入したら、メーターについてはすぐに社外品に交換する、あるいは社外品を使うことをお勧めしたい。
その理由とは「市販のエアロバイクのメーターは役にたたない」からである。
※ただし一部の機種は例外で、例外については後で述べる。

一般的な家庭用のエアロバイクのメーターで測れるのは大体以下の項目である。

  1. 速度
  2. 乗車距離
  3. 心拍数
  4. 経過時間
  5. ケイデンス(ペダルの1分あたりの回転数)
  6. 消費カロリー

さて、これについてひとつひとつ見ていこう。

メーターに表示される項目の意味

1.速度

そもそも「エアロバイクの速度」って何だ?全く進むものではないので、速度の定義が不明なのである。
言ってみれば一種の目安というか、どれくらい速くペダルを回しているか?の目安に過ぎないのである。
まあ、目安としては重要なのだが、目安以上の意味はない。

2.乗車距離

1.の速度からどれくらいの距離を進んだかという数値である。しかし、速度の定義が不明である以上、距離もまた一体何だ?という意味合いのものである。

3.心拍数

心拍数は非常に重要な測定値である。
ダイエットであれば、その人の最大心拍数の60%程度で運動するのがよいし、持久力を高めるためには最大心拍数の80%程度の運動の強度が適当である。
このように狙った運動の効果を得るために、効果的な運動強度かどうかを測るために心拍数は重要な指標なのである。

そんなわけで、心拍数が測れるエアロバイクは非常に多い。
だいたいのエアロバイクのハンドルの部分には心拍センサーがついている。

エアロバイクの心拍センサー

この赤く囲った部分が心拍センサーだ。
センサーを握っている時だけ、心拍数を計測することができる。

しかし、ここを握っていない時は計測できないというのが問題なのだ。

ずっとセンサー部分を握っていると、前傾姿勢をずっと強いられて疲れてしまうわけだ。
というわけで、体に巻き付ける方式の心拍センサーを使ったほうが、楽なのでおすすめなのである。

胸につける心拍センサー

こんな感じのものである。
エアロバイクに最初から付属しているメーターは残念ながらこの種の心拍センサーに対応していない。
あとからこの手の心拍センサーを導入した場合には、エアロバイクに付属しているメーターは使用できないことになる。

また、市販のエアロバイクの心拍数計測は心拍数の追従が遅いことが多い。不正確ではないものの、遅いのである。専用の測定機材に比べると劣るということだろう。

4.経過時間

これは役に立つ。
何分乗ろう!と目標を決めた場合に、あと何分という残り時間がわかったり、合計何分乗ったかがわかったりする。

5.ケイデンス(ペダルの1分あたりの回転数)

これは自転車競技をやっている人でなければほとんど関係のない指標である。
ケイデンス200回転といった高回転で回すトレーニングをしてみよう、といったことを実践することができる。
しかし、自転車競技をやっていない人にとっては全くいらない測定値だろう。
といったわけで、この数値が測れない機種も多いのである。

6.消費カロリー

これは全くでたらめな数値である。
心拍数と連動して計算しているのであればそれなりに意味がなくもないのだが、だいたいの家庭用エアロバイクのカロリーはただ単に、速度からカロリーを計算しているだけである。
ペダルの重さを重たくした場合、同じ速度であってもカロリー消費は多くなるのだが、そのような計算はしていない。
心拍数を勘案すれば運動強度と連動してくるので、ある程度正確な数値に近づくのだが、そんなことはしていないのである。

なので、この数値もデタラメだといっていい。

結局メータの数値で使えるのは経過時間だけ

ということである。
しかし、社外品のメーターをつければもっと精密にデータを取得できたり、楽に心拍数を測れるようになる。

お勧めの社外品について

予算別におすすめを書いてみよう。

1.心拍数を楽に正しく測るだけなら3,000円程度

EZON心拍計付きスポーツウォッチ

ずばりEZONのスポーツウォッチがおすすめ。
EZONの心拍計付スポーツウォッチの精度をGarminと比べてみる
この記事で検証しているのだが、実売価格約6万円のスポーツウォッチのGarmin Fenix 5Jと比較した記事であるが、追従性も精度も遜色ないことがわかる。
胸のベルトもついて3,000円台なので、コスパは非常に高い。
科学的なトレーニングをしたいが、予算が・・・と思うのであれば、これ一択といっていい。

2.センサーを買い揃えて徐々にステップアップする

サイクルコンピューター CYCPLUS M1

CYCPLUS M1というサイクルコンピューターが一押しである。

私も使っているものである。これは4,500円程度という低価格だが非常に多機能。
表示できる項目が非常に多く、かつトレーニング履歴をインターネットで送信し、後でスマホやパソコンでトレーニングの履歴を詳細に確認することができる。

これに心拍センサー、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、パワーメーターの順番に買い足していってグレードアップすることができるのだ。Bluetoothでつながるので、汎用品を使えるというメリットがある。
グレードアップの方法はエアロバイクをスマート化してトレーニング履歴を管理する方法に詳しくまとめたのでご覧いただきたい。

メーターを買い換える必要がないケース

コンピューター内蔵のエアロバイクについては、メーターを買い換える必要性が少ない。
言い換えるとトレーニングプログラム機能がある機種である。

ダイエットとか、心肺能力アップとか、様々なトレーニングの目的に応じで自動的に負荷の強さを調整してくれる機種である。
国産であれば、アルインコや大広といったメーカーから発売されているいくつかの機種がこれに該当する。

トレーニングプログラム内臓の機種とはこんな感じのメーターなのですぐにわかだろう。

こんな感じである。
もともと高機能なので、メータをあえて買い換える必要は小さい。
とはいえ、パソコンやスマホでトレーニング履歴を見たいといったニーズにはこたえられないので、前述のメーターを併用するのがいいだろう。

最後に

この機材であるが実際に私が使っているものでもあるので、お勧めできるものである。
もし、質問などあったら何なりとコメント欄に書き込んでもらえればと思う次第である。

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