バーチャル自転車アプリZWIFTをエアロバイクで楽しむ方法【2021年版】

ZWIFTとは

ZWIFTとは室内の乗用器具で楽しむバーチャルな自転車レースアプリである。

自分でペダルを回した力に応じて画面上にある自分の自転車が進んでいく。世界中のプレーヤーが参加しており、競い合ったり、仲間同士でサイクリングを楽しんだりしている。 走れる速度は自分の体力と根性次第であり、文字通り「e-Sports」なのである。

これめちゃめちゃ運動効果が高い。 普通にエアロバイクに乗っているだけだと、辛すぎて耐えられないような身体的な負荷でも、他人と競争していると不思議と耐えられるのである。体を鍛えるためには単にエアロバイクに乗るだけよりもZWIFTははるかに効果的だったりするわけだ。

ZWIFTに必要な機材と構成

普通はロードバイクといった高価な自転車に、これまた高価なパワーメーター付きのローラー台を取り付けてプレイするものだ。 自転車とローラー台だけでも最低構成で15万円ぐらいはかかる。 ロードバイクをもっていないフツーの人にはかなり敷居が高い。

そこで、どこにでもある(普通ないかw)エアロバイクでZWIFTを楽しむ方法を書いてみるのである。 我が家ではFITBOXという今は家庭用のエアロバイクでZWIFTをやっているのだが、この方法であればFITBOXに限らずどんなエアロバイクでもZWIFTができるのでお勧めである。

結論から言うと、ペダルをパワーメーター内蔵のペダルに交換することで、ペダルをこぐ力をコンピューター(スマホやパソコン)に伝えることができる。 これができるペダルとして唯一日本国内で販売されているのがGarmin社のVector3とVector3Sである。これを買えばいいのである。 こんな感じで、最初から付属のペダルと交換している。 Vector3SはVector3の廉価版で、パワー計測できるのが片足だけである。まあ、それでも楽しむのには差し支えない。後から両足対応にしたければアップグレードキットを買い足すこともできる。

最低限Vector3Sと、ZWIFT対応のスマホがあればこれでばっちり楽しめる。

1.最小構成

スマホでプレイするとなるとZWIFTの世界に没入する感じは全くないのだが、プレイそのものには全く問題ない。

必要な機材

個々の機材の詳細については次節で詳しく説明するのでそちらをご覧いただきたい。

  • エアロバイク本体
  • パワーメーター:Garmin Vector3S
  • ZWIFTをインストールしたスマホ

2.心拍センサーをつける

心拍数の計測はZWIFTでは必須ではないのだが、運動強度を記録することができる。
これは飛ばしすぎ、もうちょっとセーブしようとか、もっと頑張ってみようといった自分の体の余力が数値としてわかったり、運動のきつさを客観的な数値で見ることができるのでこれはお勧めである。

必要な機材

  • 1.の最小構成で必要なもの
  • Bluetooth接続対応の心拍センサー

3.大画面テレビをスマホにつないでプレイする

エアロバイクの前にある大型テレビでプレイすると没入感があって非常に盛り上がる。
スマホの画面をそのままテレビに映してプレイする方法だ。
心拍センサーは構成に含んでいないが、もちろん、「2.心拍センサーをつける」にあるように心拍センサーを取り付けることもできる。

3-1.iPhoneやiPadを使う方法

必要な機材

  • 1.の最小構成で必要なもの
  • Lightning端子をHDMIに変換するアダプター
  • テレビ

3-2.Androidのスマホを使う方法

Androidのスマホというとそれこそ星の数ほどあるのだが、その中の一部の機種ではZWIFTをプレイすることができる。その機種といったことについては後述するのである。
iPhoneよりもAndroidの方が、テレビにワイヤレスで簡単につなげるのでむしろお勧め。
Googleが販売しているChromecastというスマホをテレビにつなぐデバイスを使えば簡単につなぐことができる。

必要な機材

  • 1.の最小構成で必要なもの
  • Chromecast
  • テレビ

4.パソコンを使う方法

もともとZWIFTがリリースされた当初はパソコンでしかプレイできなかったので、もともとの構成はこれである。
この構成の場合スマホは必須ではないのだが、ないとかなり不便。
この場合、スマホにはZWIFTコンパニオンアプリをインストールする。
エアロバイクに乗っているときはパソコンの操作ができないので、ZWIFTの操作のためのリモコンの役割をするアプリである。
スマホを手元に置いて、道路をどちらに曲がるかの指示をしたり、ZWIFTをプレイしている他の人に「Ride ON!」といういいね!みたいなメッセージを送ったりといった操作ができる。

ちなみにパソコンはWindowsでもMACでもどちらでもよい。またテレビではなくてパソコンで使っているモニターを使ってももちろんOKである。

機材の詳細な解説

上記の構成中の必要なものをリストアップしてみたのが以下の表である。

No必要なもの機種販売価格必須
1
パワーメーター
Garmin Vector3S
¥79,000
2
ペダルプレート
SKYPICK SP001
¥980
3
心拍センサー
NEWOKE CooSpo 心拍センサー
¥5,300
4
パソコンまたはスマホ
後述
色々
5
エアロバイク
基本的には何でもよいが長時間の使用に耐える機種がおすすめ
色々
6
テレビ
HDMI端子のあるもの
色々
7
パソコンやスマホとテレビをつなぐもの
HDMIケーブルなど、詳しくは後述
色々

1.パワーメーター

これがエアロバイクとコンピューターをつなぐ要の機材である。 足で踏み込む力を検出して、出力をコンピューターにBluetoothで送信する。 ロードバイクなどで科学的なトレーニングに取り組んでいる人はよく使っている。 パワーメーターにも様々な種類があるのだが、エアロバイクに取り付けるのであれば 残念ながらAmazonや楽天では売っておらず、Garminの取り扱い店舗で買うか(多分取り寄せになると思われる)、通販ならヤフオク、メルカリ、ラクマといったオークションで個人から買うしかなさそう。 私の場合はメルカリで並行輸入品を購入した。 まあ、使い方は並行輸入品でも一緒なので大丈夫。壊れた時の保証が受けられないリスクがあるがちょっと安い。

エアロバイクへの取り付けに関しては、もともとのペダルを外して付け替えるだけである。
エアロバイクのペダルはたいてい購入時に自分で取り付けているはずなので、取り付けは難しくないはずだ。取り付けるための工具も最初に付属しているものを捨てていなければ持っているはずである。
もしなくしてしまった、あるいは最初からペダルがついているエアロバイクを買ったのであれば、15mmのレンチがあれば簡単に交換可能である。

レンチとはこんな工具で15mmのサイズのものを100円均一などで買えばいいと思う。まあ、Amazonや楽天でも当然売っている。

Amazonで見る2.ペダルプレート

普通はこのペダルはビンディングシューズを履いて使うものである。

こちらの写真はサイクルベースAsahi様から引用させていただきました。私も時々Asahi様にはお世話になってます。

こんな感じでカチッとビンディングシューズと呼ばれる専用のシューズをペダルに固定して乗る感じである。 しかし、エアロバイクだといちいち靴に履き替えるのも面倒なので、ペダルプレートを取り付けて平らにしてしまうのが楽である。

これである。Garmin Vector3に取り付けるのであればKEOと呼ばれるタイプのものを選ぶ。 これをはめてしまえば靴下でも乗れる。私の買ったのはこれである。

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これをはめるとこんな感じになる。

まあ裸足でもこげなくはないのだが、踏む面が小さいので滑ってこぎにくいので、靴下だったらまあ大丈夫。室内用の運動靴を履くのがベターである。まあ私はいつも靴下。

3.心拍センサー

これはなくてもゲームそのものには関係ないが、ZWIFTの画面に心拍数も表示されるので、心拍センサーがないとちょっと寂しい。

そして、心拍センサーを付けると一ついいことがある。

普通にエアロバイクに乗っているだけだと、つらくて維持できない心拍数がZWIFTだといとも簡単に維持できることに気が付くのである。 体を追い込んだことが数値でわかるので、とてもモチベーションにつながる。

といったわけで、心拍センサーはおすすめ。で、Bluetooth LEに対応している心拍センサーを買えばパソコンやスマホに簡単につながる。 これなんかは安いのでお勧め。Garminの純正に比べたら2,000円ぐらい安い。しかも接続が切れるとアラームで知らせてくれるという純正にはない機能もあってますますお買い得度が高い。

私は心拍センサーはGarminの純正も含めて3つ持っているのだが、今だったらこのNEWOKE CooSpo 808Sを買うかなと思う。

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4.スマホまたはパソコン

ZWIFTのアプリを起動するための機材である。
iPhoneやIPadであれば無難であるが、Androidでも動作確認が取れている機種であれば使える。 私の場合はAndroidを使っているので「ZWIFTを手っ取り早くAndroidで楽しむ方法」に確認済みの機種について掲載しているので参考にしてもらいたい。

スマホではなくパソコンを使うこともできる。もちろんWindowsでもMACでも大丈夫。
本当は3Dグラフィックの機能がスマホよりパソコンの方が高いので、よりきれいな画面で楽しむことができるが、そこまでしなくてもいいかなと思う。

5.テレビ

どうせやるなら大画面がいい。 ノートパソコンの画面とかでもできるが、没入感がいまいち。やっぱりやるなら大画面テレビだよねって感じ。 HDMI端子がないとつなぐことができないが、今どきのテレビならどんな安いテレビでもついているので問題なし。

持ってないならいっそのことこれとか買っちゃえ!

maxzen 50V型 地上・BS・110度CSデジタル4K対応液晶テレビ

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4K対応で、50インチで4万円ぐらいという低価格。漢なら買ってしまえ!置き場所は後で考えろ!って感じである(無責任w 我が家のテレビは13年前に買ったものだがまだ現役だ。壊れてくれればこれ買うのに・・・。酷評しているレビューもあるが、画質にこだわりが特になければこれで十分と思われる。

6.パソコンやスマホとテレビをつなぐもの

パソコンとテレビをつなげる場合

パソコンをテレビにつなぐ場合はHDMIケーブルが必要になる。

iPhoneやiPadとテレビをつなぐ場合

  • iPhone HDMI変換ケーブル
  • HDMIケーブル

このふたつがあればいい。

【2020最新版】iPhone HDMI変換ケーブル

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不良品つかまされたというレビューがあるが、約1,000円と非常に安い。Appleの純正品に比べて5分の1の値段だし、Amazonで買えばダメだったら返品ができるのでこれなんかがいいと思うのである。 これにプラスしてHDMIケーブルがあればテレビにつなげる。

Androidとテレビをつなぐ場合

これはもうChromecast一択だろう。 コードレスでつながるのですごく楽ちんである。

我が家は古いChromecastを使っているが、接続もスムーズでトラブルもなく非常に快適である。

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あとはつないで使うだけ

セットアップの方法はZWIFTの公式ページにある。

なんだかわかりにくいのだが、ほかにわかりやすいページもあるのでそういうものを参考にしてもらうといいかもしれない。

とにかく上にあるものをそろえさえすればエアロバイクでZWIFTは始められるのである。

最小構成であれば難しくはないので、とりあえず始めてみよう!もう、ここまで読んだらやるしかないのである。

コメント

  1. あんこ より:

    ANT+のスピードセンサー・ケイデンスセンサー
    売り切れになってました

  2. hosi より:

    自転車について全く無知でママチャリしか持ってませんでしたが、
    zwiftしたくてマウンテンバイクを買ったのに色んな壁があり断念してました。
    記事の更新、本当にありがとうございました。

    • chari-nikki より:

      マウンテンバイクであれば、スマートローラーを買ってしまうのが一番いいのではないかと思います。
      どんな壁がありましたか?

  3. FITBOX良いですね。分かりやすくてとても参考になりました。
    私もHAIGE HG-YX-5006にVector3をつけてZwift楽しんでます。もうHG-YX-5006は使われていないとのことですがご参考になれば。Zwiftやるには負荷が足りないのでプチ改造を施してます。
    https://touge.net/2020/12/post-6362.html

    • chari-nikki より:

      コメントありがとうございます!私と同じようなやり方ですね!
      色々色々考えたのですが、スピンバイクでZWIFTをちゃんとやろうとすると結局この方法しかないっぽいですね。

      ブログ拝見しました。
      楽しそうなブログですね。

      それにしても剛脚ですね。
      私なんかはFTPが200Wにも届かないので全然このあたりは問題になりませんでした。なるほど300Wぐらいで走るとこういうことになるんですね。

      お子さんも乗っているのがとても可愛かったです\(^o^)/

      • さっそくのコメント&訪問ありがとうございます(^^)
        そうですね、パワーメーター有でZwiftをまともにやるには私もこれしか思いつきませんでした。
        試したことありませんが、Vector3の他にもペダル式かつBluetooth対応のパワーメーターいろいろあるようですね。
        https://www.trackcycling.tokyo/2019/01/powermeter-pedal.html

        • chari-nikki より:

          たしかにVectorの他にもペダルで計測する方式のものは何種類かあるのですが、トルクレンチが必要だったり、値段もそれほど安くないこともあり、結局はガーミンが一番いいのかなぁという結論になりました。

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