マフェトン理論という有名なトレーニング理論がある。
楽で効果がトレーニング効果があり、健康を増進することができるのが特徴である。
このトレーニングではマフェトンテストという体力測定が必要であるが、Garminを使えば簡単にできることがわかったのでせっかくなので書いておくのである。
1.マフェトン理論の概略
Wikipediaから引用するのである。
180公式を元にして心拍数の範囲を計算し、その範囲に収まるように運動するのだ。
上限心拍数:180-年齢
下限心拍数:170-年齢
例えば40歳ならば心拍数の上限が140、下限が130となる。
この目標心拍数に持っていくために15分かけてゆっくり心拍数を上げる。また、トレーニング終了時のクールダウンには15分かけて普段の心拍数に下げるのである。
一見するとすごく楽なトレーニングに見え、こんな楽なトレーニングで効果があるのだろうか?って感じだがとても効果がある。自分で4ヶ月やってみて効果は非常にあったのである。
まあ、今回はマフェトン理論の説明がテーマではないので、詳しくは別の記事にゆずるのである。
2.マフェトンテスト(MAFテスト)とは
1ヶ月に1回程度、トレーニング効果を測定するために行うマフェトン理論におけるテストである。
一定の距離を4回連続して走り、その際のタイムを記録する。
そのタイムを計る時は上記の心拍数を守ってテストする。
自転車の場合であれば周回コースを4周して、それぞれのタイムを記録するといった方法をとる。
私の場合は3本ローラーで2kmを4回走り、それぞれのタイムを記録することにしている。
3.3本ローラーでマフェトンテストは難しい
最初は、一人でやれなかったのである。
2km走るたびにタイムを記録しなければいけない。ラップタイムの測定のためにストップウォッチを押さなければならない。
でも手を離すわけにはいかなかったから、サイコンを見て2㎞走るたびに妻に、
「はい、2キロ」
といって、妻にストップウォッチのボタンを都度都度、押してもらっていた。
まあ、両手放しができるようになったら、これが自分でできるようになったのだが、いちいち押すのがとても面倒である。
しかも、心拍数を見ながら、走行キロ数を見て・・・。というのがとても大変である。テストに集中できない。
4.ガーミンを使えば簡単
ガーミンを使えばマフェトンテストは簡単にできるようになる。
本当にガーミンは素晴らしい。
- ウォームアップの時間を15分に設定
- 走行距離2km、その際の目標最低心拍数と最大心拍数設定。これを4回繰り返しに設定
- クールダウンの時間を15分に設定
これを「ワークアウト」に設定すると、自動的にラップタイムを計測してくれるのだ。
パソコンか、スマホアプリのGarmin Connectの画面からこのように設定する。
これで終わりである。
あとは、ガーミンの表示に従ってペダルをこぐだけである。とっても楽ちんである。
私はGarminの520Jというサイクルコンピュータを使っている。
もともとはCATEYEのサイクルコンピュータを使っていたのだが、マフェトンテストとパワー計測がしたくてこれに買い換えたのだ。
高い買い物ではあったのだが、ガーミンはやっぱり素晴らしかった。
高くてもみんな買って使っているのはやっぱり納得であったのである。
ちなみに、これでも大丈夫。
これならあとはスピードセンサーだけあればまったく上記と同じ操作が可能。
私はGARMIN FORERUNNER 410も持っている。2万円ぐらいで買えるのでこれでもよいかと思うが、電池の持ちが短いこと、操作をするのに腕時計の外周部分を指でなぞる時の反応が悪いのが難点。操作パネルと説明書が英語なのも結構面倒。
まあ、でもこれもパワーメーターが使えないだけで、機能的には満足できる。
自転車だけではなく、マラソンもするのであれば非常に役に立つだろう。
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