自転車のナビはBeeline velo 2が「安い」「早い」「うまい」ってマジで思う

Beeline velo 2という自転車のナビを3ヶ月ほど前に購入していた。
購入したのはKibidangoというクラウドファンディングである。まだ開発が完了していないアイテムに対して資金を提供するという方式である。もし開発に成功すれば手に入るし、失敗すればお金は払い損になる。
昔、Limitsというパワーメーターをこの方式で購入したことがあって、結局手に入らない買ったという痛い目にあっている(涙

なので、それほど期待していなかったのだ。14,450円という金額なので、それほど期待しないで待っていようと思っていた次第なのだ。

動画で見るとBeeline velo 2とは何かわかりやすいと思う。

それほど期待していなかったので、忘れていたのだが無事に届いた。

Beeline Velo 2パッケージ

中身はこんな感じ。

すごく小さくて軽いもの。
説明書がついていて、一部日本語化されているが本文が日本語化されていないw
とはいってもそれほど問題はない。

取り付けとセットアップ

自転車への取り付けはイラストの通りで、ステムかハンドルにマウントを添付の通りゴムで止めるだけ。ちなみにゴムは長いものと短いものの2セットが入っている。

使うときはマウントに本体をひねって取り付ける。外す時もひねって外すだけ。取り付けは自転車用品を使い慣れている人なら説明書がなくても一瞬でわかる造りである。

設定に関してはBeeline velo 2の電源を入れると、QRコードが表示されるので、これをスマホで読み込んでやればアプリの読み込み画面に遷移する。

 

このあと、iPhoneかAndroidのアプリをダウンロードして、アプリを起動してやるとあとは勝手にアプリがBeeline velo 2を探してペアリングしに行ってくれる。難しいことはない。普通のBluetoothのデバイスのペアリングとだいたい同じである。

説明書は日本語化されていないが、アプリは完全に日本語化されている。日本語訳も変なところはなくちゃんと訳せている。

唯一難しい(かもしれない)ところは、Beeline velo 2の電源の入れ方だけである。下の部分を押し込むと電源のオンオフである。

Beeline velo 2の裏側 電源の表示がある

取り付けてしまうと見えなくなってしまうので、ちょっとだけまごついた。しかし、一回わかってしまえば何の問題でもない。

使ってみる

ナビの基本機能

アプリで目的地を設定して出発する。
目的地の設定はめっちゃ簡単。

目的地の名称を入力するか、マップをタップして「Go」を押せばナビゲーション開始。

あとはこの表示の通りに行けば着く。

まあ、表示の通りに行けば着くというのはナビだから当たり前なのだが、表示がわかりやすいのが実に素晴らしい。どうわかりやすいかというと、

どこを曲がればいいのかが一目瞭然であること

なのだ。

私は基本的にめちゃめちゃ方向音痴なので、ナビがないとどこにも行けないのだがそんな私にぴったりである。

自動車のナビやGoogleMAPのナビも使っているがこれより使いやすい。
「右に曲がります」といったアナウンスがあったとき、違う道を曲がってしまったり、すでに曲がり道を通過してしまっていて曲がれなかったりするのだ。

ところが、Beeline velo 2のナビは現在走っている経路につながっている他の道路、道路の微妙な曲がり具合などがわかるので、どこで曲がるのかが一目瞭然でわかる。

「近づいてきたなぁ・・・、そろそろだ・・・、そうここで曲がる・・・、」

というのが体感としてよく分かるのだ。

私のような方向音痴にとっては「どこでどっちに曲がるのか」だけが、シンプルにわかるのが本当にわかりやすくて良いのである。ナビを使っていてもたまに迷ってしまうときがあるので、これはすごいこと。

また、余計な情報がまったくないのがわかりやすい。今走っている道路のどこで曲がるかだけがよく分かる

リルートもそこそこ早い

ルート外にある施設に寄り道したりすると、自動的にルートが変更される。
カーナビのように一瞬とはいかないが、10秒ほどでルートが再計算されて表示されるようになる。

いくら寄り道しようが何しようが、とにかくBeeline velo 2の指示する方に進んでいけば間違いなく目的地に着くというのは安心である。

操作も簡単で楽

上下に押せば画面の選択、左右に押せばその画面内の機能の設定変更となる。この操作は直感的にわかりやすい。
Garminなんかはボタンたくさんありすぎてわかりにくいし、しかも長押しするといった隠しメニューみたいな操作もあってお世辞にもわかりやすいとはいえない。

Beeline velo 2の操作は本当に簡単。誰でも操作できるものとなっている。

しかも、操作が物理ボタンとなっているのがまたよい。
手袋をしていてもストレスなく操作できる。

機能も充実してる

到着予定時間はさり気なく便利。
あと、この表示の中にはないがスマホとBeeline velo 2の充電残量も簡単に見られる。これが安心感につながる。

Beeline velo 2充電残量表示

アプリが良くできている

とにかくちゃんと動作する。ちゃんと動作するって「当たり前だろ!」って思うかもしれないが、この当たり前が当たり前ではないアプリが非常に多い。
テストをきっちりやっているんだなあというのがよく分かる。クラウドファンディング発の製品なので、そのあたりちょっといいかげんかもしれないとも思っていたのだが、そんなことはなかった。

軽快にサクサク動くのも好感が持てる。

目的地の選択や、経由地の追加も簡単。操作のしやすさに関してはかなり練り込まれている。

また、今まで自転車に乗った履歴の一覧表示や、Strava連携とかこのあたりのITの活用っぷりもなかなか立派(普通といえば普通だけど、この値段で実現できているんだから偉い)。

ちょっとだけ不便なところ

スマホアプリを起動していないと動作しないが、スマホの機能を使って動作しているのだから仕方がない。

何といっても手軽だが、必要な機能はそろってる

スマホをナビにしてもいいのだけど、スマホでずっと画面を映していると電池ガンガン減る。
夏場だと熱保護によって使えない時も多いし。

GarminのEdge 530といったサイクルコンピュータであれば地図の機能があるが、わざわざ散走(自転車版の散歩のことね)に持っていくのも面倒だし。自転車につけっぱなしにしておいてかっぱらわれたら切ないし。
Beeline velo 2なら余り目立たないからつけっぱなしにしても盗られる可能性も少なそうだし、比較的安いからダメージも小さいだろう。

Beeline velo 2は散走のナビとしてはベストだといい切っちゃっても間違いないと思うわけだ。

そこの奥さん、これ絶対買いですよ!

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