ロードバイク乗りのひきこもり日記

ZWIFTをはじめてますます引きこもりに拍車がかかってます

ZWIFTをスピンバイクで楽しむことは可能か?

ZWIFTの集団

      2017/05/28

ロードバイクは持っているのだがいつもは単身赴任なので手元にない。
この3万円弱のスピンバイクしかないのである。

HAIGE スピンバイク HG-YX-5006

ちなみにスピンバイクっていうのは、エアロバイクみたいなものだが、長時間の使用に耐えるヘビーデューティーで武骨なトレーニング機器である。

これでZWIFTをプレイすることはできるのか?という話である。
まず機器が必要である。

これだけあればZWIFTは最低限できる

以下の設備があればとりあえずプレイすることはできる。

まずは前提とてスピードセンサー・ケイデンスセンサーを設置できるスピンバイクであることが条件になる。
私の推奨はハイガー産業のHG-YX-5006もしくはHG-YX-5001である。
同じような価格帯のリーディングエッジのスピンバイクには取り付けは残念ながらできない。

1.ANT+のスピードセンサー・ケイデンスセンサー

これが手に入りやすい製品の中ではおそらく最安値。
取り付け方はスピンバイクにANT+のサイクルコンピューターをつけるをご覧いただきたい。

2.パソコン

WindowsでもMACでもよい。3Dのグラフィック画面なのだが、思ったほどには描画性能はいらないようだ。
私は安物のノートPC(Windows10 / CPU:i5-3317U / グラフィック:Intel HD Graphics 4000 / メモリ:4G / SSD:128G )でやっているがストレスはまったく感じない。

3.ANT+のドングル

これはANT+のスピードセンサー・ケイデンスセンサーとパソコンを接続する設備である。
この記事を公開していた2016年の時点では2,000円を切る値段のノーブランド品がAmazonで販売されていた。しかし、2017年5月の時点においては、Amazonや楽天では販売されていない。Garminから販売されている純正品しか売っていない。

これはGarminの純正品ではあるが並行輸入品。
国内正規ディーラーの販売するものの約半額。サポートは全く受けられないが、ドングルはUSBの口に差し込むだけで何の設定もいらないのでこれで充分である。

 

4.スマホ

プレイ中にリモコンとして使うことができる。自転車に乗っている最中にパソコンを操作するわけにはいかないので、スマホを使うことはほぼ必須。

スピンバイクでZWIFTをプレイする上での問題点

ZWIFTが速度を計算する原理

ZWIFTは人間が出すパワーに基づいて速度を計算している。パワーとは力の強さ(トルク)と速度の掛け算された値である。
同じスピードで回っている2つの軸があったとする。

指先で触れると止まってしまう軸のトルクは弱い
両手で握っても止められない軸のトルクは強い

といったようにトルクというものがある。速度だけでは運動している物体のエネルギーつまりパワーは計算できない。
トルクと速度を掛け算することで、パワーになるのだ。

自転車にパワーメーターがついている場合は、パワーメーターの数値をそのまま使う。

しかし、パワーメーターがない場合は、タイヤの回る速度からパワーを推定する仕組みになっている。
ローラー台が違うと同じ速度でもパワーが違う。
同じ速度でも回転の抵抗が大きいローラー台と、軽いローラー台では全くパワーが変わってくる。

そこで、ZWIFTでは様々なローラー台を検証しており、検証済みのローラー台であればパワーを正しく計測できるようにしてある。

問題点1.スピンバイクではパワーが計算できない

スピンバイクはパットをホイールに押し付けることによって、速度を調整する仕組みになっている。
同じ速度であっても、パットを押し付ける強さが変わると、全くパワーが違う。

しかし、どれだけの強さでパットを押し付けているのか?を知るすべがない。パワーメーターを使わない限りパワーの計算は不可能なのだ。

ZWIFTで走る時にパットをゆるめれば楽に勝てる。適切な強さにパットを押し付けたいところなのだが、どれだけ押し付ければ他の人と同じ条件になるのか?は全くわからない。

これは気分的に相当萎える感じである。

中身が見えない入れ物に大量の砂が入っていて、これを所定の時間内に何個50メートル先の目的地まで何個運べるかという競技があったとする。
他の人は重さが一定だが、自分は目分量で砂を入れなければならないという状況だとしよう。

勝とうとすれば少ない量にすれば勝てるだろう。しかし、勝ってもうれしくはないから、他の人と同じ量にしたいわけだけど、どの量にすれば同じになるのかわからないわけだ。これってすごくつまらないはずである。

ZWIFTをスピンバイクでプレイするのはこれとまるっきり同じ状況である。
パワーメーターがあれば条件が他の人と同じになるからいいのだが、なければ競技としては成り立たないわけだ。

問題点2.スピンバイクでは高いパワーを出すのが困難

スピンバイクでは結局のところ、早くべダルを回せばZWIFTのパワーの表示は上がる。
しかし、これにも限度がある。
300Wといった出力を出すためには、ケイデンスを150とか回さないとならない。

負荷が軽くても150といったケイデンスを維持するのは難しい。
平均的なスピードを速めるのは比較的簡単ではあるが、短時間のスピードを競う区間賞を獲るのはとても大変だ。
すごく軽いギアしかない自転車で勝とうとするようなものである。

もし、パワーメーターがあれば、負荷を重くしてケイデンスを低くしてもパワーが表示されるので問題はない。

結論

スピンバイクでZWIFTを競技として楽しむのはまず無理である。

しかし、練習として考えればよいものではある。
それなりの負荷をかけて、他の人と競争することは有意義であると思われる。

普通の心拍数トレーニングではともすれば、「心拍数を上げること」「心拍数を維持すること」が目的になってしまい、自転車に乗って競技をするという本来の目的とかけ離れてしまうことがある。

しかし、実際の競技においてはアタックのために瞬間的に爆発的なパワーを出すといった状況や、前の集団に追いつくためにその間頑張るといった様々な状況がある。
これら様々な状況に柔軟に対応することが必要になる。単なる心拍数トレーニングではこのような状況への対応力は鍛えることが難しい。

しかし、スピンバイクでZWIFTをプレイすることでこれらの対応力は鍛えられるというメリットがある。
コーナリングやブレーキングの上達はないがメリットはあるわけだ。

パワーメーターが欲しくなったらどうすればいいか

現時点においてスピンバイクにつけられるパワーメーターで一般的に市販されているのは、ペダル型のパワーメーターだけである。
その中で無難なのはGarmin Vectorだろう。

お値段が10万円台の後半というとんでもない値段である。
3万円のスピンバイクに対してこの値段はどうだろう・・・。ってところである。

まあ、それでも使っている人もいるわけなのだが、私としては販売予定になっているLimitsというパワーメーターがいいのではないか?と思うわけだ。
2016年のはじめに発売予定だったのだが、ソフトウェアにバグがあって修正したりといったことがあって販売が延び延びになっている。私はお金を支払いずっと待っているのである。

※ちなみに2017年の5月時点でもまだ手元に届かない・・・。

まあ、そろそろ発売になると思うので、これを買うというのも一つの手かもしれない。5万円ぐらいなのでいつ手元に届くかわからない心配はあるものの検討してみてもいいのではないだろうか。

 - ZWIFT, スピンバイク, 自転車グッズ買い物日記

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