vivofit2はガーミンのサイコン使ってるなら絶対買え!自転車乗りのスマートウォッチのベストバイだ!

ガーミンのスマートウォッチ「vivofit2」のレビューである。

vivofit2は機能的に見ると特筆すべきものがないように見える。
他のスマートウォッチに比べると一見スペック的に見劣りする。

同じくガーミンの機種の中で比べても機能が少ない。1万円程度の実売価格とあいまって、安物と思われているかもしれない。

Garminスマートウォッチ機能比較表

Garmin-smart-watch

しかし、これはガーミンのサイクルコンピュータを使っている、自転車乗りのためにはベストの選択だと断言してしまうのである。
その理由は、1年以上のバッテリー寿命があること、そして、必要充分な機能が備わっていることである。腕につけっぱなしにして放置しておけるのが素晴らしい。

他の機種について比べてみよう。

  1. vivofit
    バッテリー寿命は同様だが、機能的に若干物足りない。そして値段も大して安いわけでもない。
  2. vivosmart
    バッテリーの持つ時間が最長7日と短く、それを補うほど自転車乗りとしてはうれしい機能があるわけでもない。
  3. vivoactive
    バッテリーの持つ時間が最長3週間とそれなりに短い。
    サイクリングアプリがついているのだが、既にガーミンのサイクルコンピュータを使っている人にとっては、重複するため不要な機能である。また、サイクリングアプリでパワー計測ができない。
    これは結構致命的で、ガーミンを買う大きな理由の一つがパワー計測であるわけなので非常に残念なポイントでもある。パワーメーターを買うと、EDGE500番台以上のシリーズを買いなおすことになる。
    そうすると、vivoactiveはEDGEの機能劣化版としてしか機能しなくなる。同じものは2つ要らないので劣化版は不要なのだ。
    またサイクルコンピュータとして使うためには、ハンドルにそのまま取り付けられないため不便で、腕につけているとすれば見ずらい。ヒルクライムで激坂を登っている時や、平地でも死に物狂いで走っている時には見ることができない。
    (ハンドルに取り付けられるようにガーミンには考えてもらいたいものである)

というわけで、vivofit2がベストバイである。

他社製品まで視野を広げてみてもやっぱりvivofit2

他社製品まで視野を広げてみても、自転車乗りとしてはやっぱりこれが最良の選択肢だと思うわけである。

なぜならば、高機能サイクルコンピュータのスタンダードはガーミンだ。
ナビの精度はダメダメである。
しかし肝心の部分のサイクルコンピュータとしての機能の完成度、充実ぶりが素晴らしい。そして、インターネットでのトレーニング履歴の一元管理といったハードウェア・ソフトウェアの連携のレベルの高さは他社の追従を許さないものがある。

予算にある程度余裕があって、細かく管理したいということになればガーミン一択になる。
となれば、Garmin connectを使って履歴管理をすることになるが、そうするとスマートウォッチもガーミンにならざるを得ない。

というわけで、Garmin vivofit2が全てのスマートウォッチの中で最良の選択肢になると考えられるわけである。
(まあ、あくまで自転車乗りが、細かくトレーニング履歴を管理したい場合である。マラソンや水泳などもするといった場合には、これが最良の選択肢ではないだろう)

Garmin vivofit2はこんなに素晴らしい!生きている楽しさを10%ぐらいアップ(?)するアイテム

Garmin vivofit2を買うまでは、タニタの活動量計で歩数と生活における消費カロリーを計り、自転車でのトレーニングの履歴はまた別に管理していて一元化できなかった。これが一元管理できるようになってとても素晴らしいのである。

私の場合は身体活動については歩く、もしくは自転車に乗るかしかないわけである。

となると、Garmin vivofit2とGarminのサイクルコンピュータを併用すれば、全ての身体活動履歴を捉えることができるのだ。徒歩も含めてどれほど運動したか全て一元的に捉えることができる。

もう少し歩いておこうと意識したり、消費カロリーがわかるので「あんまり動かなかったから控えないとな」といったことがわかる。
自分の身体活動を一元化できるというのは素晴らしい。日常を全てフィットネスとして意識するようになる。生活にハリが生まれるようになったのだ。これはとってもとっても素晴らしい。

また、これのいいところとしては、トレーニングの目安になることである。
心拍センサーをつけて寝れば起床前に心拍数を計るのが簡単だ。通常よりも心拍数が10拍以上高かったら、

「今日は軽く流しておくか」
「今日はやめておくか」

といった判断ができる。体調が悪い、オーバートレーニング気味であるといった判断ができる。
気軽に心拍数測定ができることは大きなメリットだ。

睡眠管理機能が素晴らしい

他のブログに間違った情報が載っていたので訂正しておきたい。

このGarmin vivofit2はstartボタンなどを押さなくてもちゃんと睡眠を認識してくれる。
寝る前にボタンを押さないと認識しないといった誤った情報があるので、訂正しておくのである。

この機能は素晴らしい。
睡眠の深さ、時間をグラフィカルに示してくれる。これは使えるのである。

運動・休息を正しく把握できるライフログ機能が秀逸である。

最後に

Garmin vivofit2を買うまで色々調べて、これがベストの選択であるという結論に落ち着いた。
この選択は間違っていなかったと思うしとても満足している。私の場合はスマホの着信を時計で見るとかそういった必要性を感じなかったし、ファッション性も求めていないのでこれがよかったのである。

私と同じように自転車に乗り、ガーミンのサイクルコンピュータを使っていて、活動の履歴を取っておきたい人には超おすすめである。

追伸

タニタといった日本のメーカーには、もっと頑張ってもらいたいものである。
モノそのものを作る技術は素晴らしいと思う。しかし、様々なシステムを統合して新たな価値を生み出すという点ではものすごく日本のメーカーの取り組みは遅れている。残念である。

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