GARMINのアナログ腕時計vivomoveの機能・スタイルなどレビューしてみる

ガーミンのアナログ腕時計VIVOMOVEを買ったのである。
これでガーミンの腕時計を買うのは3台目だ(どんだけガーミンの客なんだよって感じ)。

ガーミンの腕時計

ちなみに今まで購入した自分で購入したガーミンの製品はというと以下の通り。

Garmin EDGE 500J
Garmin EDGE 810J
Garmin EDGE 520J
Garmin Forerunner 410
Garmin vivofit2
Garmin vivomove

なんだかすごい勢いでガーミンの顧客である。
腕時計としてはvivofitを愛用していたのだが、vivomove買ったのには意味がある。

vivomoveを買ったわけ

vivofit2はとっても素晴らしい機種である。
電池は1年ぐらい持つし、防水性も高く軽いため、ずっと身に着けたままにしておける最強のライフログツールである。vivofit2の素晴らしさについては過去に書いたので是非参考にしていただきたい。vivofit2はガーミンのサイコン使ってるなら絶対買え!自転車乗りのスマートウォッチのベストバイだ!

私は自転車でのトレーニングではGarmin EDGE 520Jを使っている。
これは自転車トレーニングをサポートする最強の機器である。詳しくはこちらをご覧いただきたいのだが、これとvivofitを使えば自転車と日常の活動履歴をすべて統合してみることができるのだ。日常の活動履歴をすべてガーミンで管理できるのだ。

しかし・・・、一つ問題があったのだ。

スーツに合わないのだ。

デジタルでしかも樹脂のベルト。
そして見た目は非常に安っぽい。実際にまあ安いのではあるのだが・・・。

スーツにはスポーツウォッチをあわせてはいけないというのは、コーディネートの基本中の基本であるらしい。
私はそれでも、

「そんなのかんけーねー!そんなのかんけーねー!」

という感じでそんな基本など無視してこれを使っていた。しかし、社外の偉い人に会ったり、営業をすることも多々あるのである。そんな時に時計を外したりするのがわずらわしく、そのあとはめ忘れたりしてライフログが取れなくなったりしたのである。

ということで、スーツに合うガーミンの腕時計を買うことにしたのだ。
スーツに合わせる時計の条件は2つある。

  1. アナログの3針であること(クロノグラフであれば3針でなくても可)
  2. ベルトが革であること

ここで選択肢は2つである。

vivomoveとfenix3Jである。
この2つのどっちを買うかについては相当悩んだ。

 

VIVOMOVE
SPORTS
VIVOMOVE
CLASSIC
fenix3J
定価19,801円26,800円66,960円~
178,200円
機能万歩計・睡眠サイクル計測左記にプラスし、
登山・ランニング・自転車・水泳・
スキー/スノーボード
などマルチスポーツ対応
GPSなしあり
表示時針・分針・秒針がついている液晶パネルに表示。アナログ時計として
液晶に表示が可能
電源乾電池(CR2025)充電
稼働時間約1年間20時間~6週間(時計として使った場合)

 

機能としては全く違うものである。
vivomoveはいうなれば万歩計の記録を残す機能が付加された単なる腕時計である。
fenix3Jは腕時計というよりはマルチスポーツ対応のトレーニングコンピューターである。

vivomoveを購入した理由の一つとしては、圧倒的な値段差が一つの理由。
しかし、一番の理由はvivomoveは乾電池で動作し、約1年間動作するということであった。
これに対してfenix3Jは最大で50時間動作(ウルトラトラックモードにて)と書いてあった。これが理由である。たった50時間しか動作せず、その都度充電するのでは嫌だと思ったのだ。

でも実際は違った

しかし、この記事を書くために改めてよく調べてみたら、

時計モードでは6週間動作するとのことであった。

もっとわかりやすく書いてくれよおおおおお!
そうだとわかっていたらfenix3Jを買ったよぉ!大失敗である。

vivomoveを使ってみた

デザインについて

SPORTSはバンドが樹脂なのでこの意味では論外で、CLASSICは革だがデザインが微妙なのだ。

ビジネスで使うなら色は黒がいいが、黒のCLASSICはなんだか文字盤が大きいし、スポーツウォッチの印象を払しょくしきれていない。
白はスポーツウォッチっぽくはないが、やっぱり白なのでスーツには合わない。革が白なのだが樹脂のように見えてしまう。

ビジネスで使うならどっちも一長一短である。帯に短したすきに長しという奴だ。
悩んだ挙句結局白を買ってみたのだ。

満足感があるかと聞かれたらこれはなかなか残念であった。
やっぱりデザインは物足りない。全体的に安っぽい印象はぬぐえない。

vivomoveの白

でもバンドは交換が簡単にできるので交換してみるという手はありそうだ。
このポッチをスライドすると簡単にバンドが外れるので、交換してみるのは一興だろう。

ガーミン vivomoveのバンド交換

機能としてはどうなのか

機能は一言でいえばvivofit2の劣化版である。
どこが劣化しているかというと以下の通り。

  1. バックライトがないので暗いところでは見ることができない。
  2. 万歩計は正確な歩数がわからない。黒いバーで大体を把握できるだけでスマホやパソコンで見るしかない。
  3. 時刻を自動的に合わせてくれない
  4. 心拍センサーとのペアリングして心拍数を表示する機能がない
  5. カレンダーの表示がない
  6. 消費カロリーの表示がない

特にこの中でがっかりした点が3である。スマホやパソコンとペアリングさせれば当然のこととして自動的に時刻は修正されるものかと思っていた。
説明書を読んだらセットアップ時に、りゅうずを回して修正するということが書いてありとても脱力した。これはIT機器ではないっていう印象である。

また夜中に目が覚めて時刻を見たくなった時に、見ることができないのが相当不便だった。
カレンダーがないのも不便だった。
万歩計としては物足りなかった。

ということで何から何まで不満足なアイテムであったのだ。

結論

まあ、デザインは好みがあるのでこれが好きという人もいるだろう。
デザインが気に入れば買ってもよいだろう。しかし、実際に売場で見て買うことができればいいのだが、ほとんど展示されているところがないのは困ったものである。

また、万歩計・睡眠を記録するライフログの機能は優秀で、電池で長時間駆動することはメリットではある。
これがよいと思う人は買っても損をしないと思う。

スーツに合わせたいのであればFenix3Jを買うことを推奨したい。
実際にFenix3Jを購入したレポートを掲載したので参考までに。
確かに高価なのだが、「スーツにカジュアルウォッチはまずいよなぁ」って思う人であれば、ある程度時計にお金をかけることは仕方がないと考えているだろう。
それなりのブランドの時計よりは安いし、超高機能なトレーニング機能を持っているためこれはズバリお買い得である。
自転車用のサイクルコンピューターとして考えてもEDGE 520Jにほぼ匹敵する機能を持っている。
EDGE 520Jだけでも4万円ぐらいするのでそう考えると高い買い物でもない(高いけど)。

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